夏の群馬は、標高の高さが生む涼風と、山々に抱かれた温泉地が訪れる人を癒やしてくれます。日本三名泉の一つとして名高い草津温泉をはじめ、今改めてその「涼」を求めて多くの旅行者が足を運ぶ夏の群馬は、避暑地として非常に価値が高いエリアです。この2泊3日の旅では、温泉街の散策から高原の絶景まで、群馬の夏を余すところなく体感するルートをご提案します。

Day 1

草津温泉の湯けむりと歴史に触れる一日

旅の始まりは、草津の象徴である湯畑から。温泉街の独特な香りと湯けむりに包まれながら、名湯のエネルギーを感じる一日を過ごします。

草津温泉 湯畑

草津温泉 湯畑
時間帯午前(9:30〜11:00)
ジャンル温泉
住所日本、〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津

草津温泉の中心に位置する湯畑は、毎分約4,000リットルもの温泉が湧き出る圧巻のスポットです。もうもうと立ち昇る湯気と、木樋を流れる温泉の音を聞いているだけで、ここが日本屈指の温泉地であることを実感します。

夏でも湯畑周辺はひんやりとした風が吹き抜け、散策に最適です。夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な表情を見せるため、到着してすぐだけでなく、夕食後にもう一度足を運ぶのがおすすめです。手湯や足湯も点在しており、街歩きの合間に気軽に名湯に触れられます。

草津温泉 西の河原露天風呂

草津温泉 西の河原露天風呂
時間帯昼(11:00〜12:30)
ジャンル温泉
住所日本、〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津521−3

湯畑から温泉街を歩いて向かう先にあるのが、広大な露天風呂を持つ「西の河原露天風呂」です。森の中に佇むこの温泉は、周囲を木々に囲まれているため、夏でも日陰が多く涼やかな空気が流れています。

開放感あふれる湯船に浸かれば、目の前には緑豊かな景色が広がります。特に午前中の早い時間帯は混雑も少なく、静寂の中で鳥のさえずりを聞きながらお湯を楽しめます。湯畑の賑やかさとは対照的な、静かな時間を過ごしたい方に最適な場所です。

草津湯畑 まんてん

草津湯畑 まんてん
草津湯畑 まんてん草津湯畑 まんてん
時間帯昼(12:30〜14:00)
ジャンル居酒屋
予算3001~4000円

営業時間

  • 月・火・木~日
    11:0015:00L.O. 14:00
    17:0022:00L.O. 21:00

昼食は湯畑のすぐそばにある「草津湯畑 まんてん」へ。観光の合間に立ち寄りやすい立地で、地元ならではのメニューをいただけます。

店内は落ち着いた雰囲気があり、歩き疲れた体を休めるのにぴったりです。湯上がりに冷たい飲み物とともに、地元の食材を使った料理を楽しむ時間は格別。営業時間がランチタイムに限定されているので、草津到着後の最初の食事として予定に組み込むとスムーズです。

白根山 湯釜

白根山 湯釜
時間帯午後(14:00〜15:30)
ジャンル自然
住所日本、〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津 草津白根山

午後は車で少し足を伸ばし、白根山の「湯釜」を目指します。エメラルドグリーンの火口湖が特徴的なこの場所は、その神秘的な色合いから多くの人を惹きつけてやみません。

周囲の風景は荒々しくも美しく、高原特有の冷涼な空気を感じられます。駐車場から展望地点までは少し歩きますが、舗装された道なので散歩気分で向かえます。夏でも長袖の羽織りものがあると安心な気温なので、服装には注意してください。

やんば天明泥流ミュージアム

やんば天明泥流ミュージアム
時間帯午後(15:30〜17:00)
ジャンル博物館
評価★ 4.3(242件)・Googleマップ
住所群馬県吾妻郡長野原町大字林1464-3

白根山からの帰路には「やんば天明泥流ミュージアム」へ立ち寄りましょう。かつての大噴火がこの地にどのような影響を与えたのかを、展示を通じて深く知ることができます。

館内は空調が効いており、暑い夏の午後の休憩にもなります。歴史的な背景を学ぶことで、このエリアの自然が持つ力強さと、それと共に生きる人々の営みに思いを馳せることができます。旅の深みが増す立ち寄りスポットです。

魚民 草津温泉湯畑店

草津温泉 湯畑
時間帯午前(9:30〜11:00)
ジャンル温泉
住所日本、〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津

夕食は「魚民 草津温泉湯畑店」で。馴染みのある居酒屋メニューが豊富に揃っており、グループや家族連れでも気兼ねなく食事を楽しめます。

湯畑のすぐ近くという好立地にあるため、食事の前後に夜の湯畑散策を楽しむのにも最適です。草津の夜は涼しく、少し歩くだけで心地よい風を感じられます。一日動き回った疲れを癒やしながら、翌日のプランを相談するのにも良い場所です。

Day 2

浅間山麓の雄大な自然と高原の風を体感する

二日目は、草津を離れ、浅間山周辺のダイナミックな景観を巡ります。火山活動が作り出した地形は、他では見られない独特の美しさがあります。

鬼押出し園

鬼押出し園
時間帯午前(9:30〜11:00)
ジャンル公園
住所群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原1053

まずは、1783年の浅間山噴火で生まれた溶岩地帯「鬼押出し園」へ。広大な敷地に奇妙な形の溶岩が積み重なる様子は、まるで別の惑星に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。

夏場は溶岩の間から高山植物が顔を出し、厳しい自然の中での生命力を感じさせます。遊歩道が整備されているので、自分のペースで歩きながら、壮大な景色を眺めることができます。遮るもののない場所なので、日差し対策をしっかりとして散策を楽しんでください。

浅間隠山

浅間隠山
時間帯昼(11:00〜12:30)
ジャンル観光地

続いて向かうのは「浅間隠山」です。その名の通り、浅間山を隠すような位置にある山で、山頂付近からは周辺の山々を一望できる絶景が広がります。

登山道は整備されていますが、ある程度の準備が必要です。夏でも標高が高いので気温は低めですが、歩くと汗をかくため、こまめな水分補給が欠かせません。自然の中を歩くことで、街中とは違う山の空気感を存分に味わえます。

鼻曲山

鼻曲山
時間帯昼(12:30〜14:00)
ジャンル観光地

浅間隠山の近くにある「鼻曲山」も、高原ハイキングにはおすすめの場所です。ユニークな山名を持つこの山は、その名の通り山頂の形が特徴的で、多くのハイカーに親しまれています。

深い森の中を歩くルートが多く、木漏れ日を感じながらの散策は夏でも比較的涼やかです。登山初心者から中級者まで楽しめるコースが魅力。静かな山道を歩きながら、自然と一体になる感覚を楽しんでください。

岩櫃山

岩櫃山
時間帯午後(15:30〜17:00)
ジャンル観光地

午後の締めくくりは「岩櫃山」へ。切り立った岩壁が特徴的なこの山は、かつて山城として利用されていた歴史も持っています。

登山道からは周辺の景色を一望でき、特に山頂付近からの展望は格別です。険しい岩場があるため、足元には十分に注意して登ってください。歴史と自然の両面を楽しめる、このコースのハイライトとも言えるスポットです。

Day 3

四万温泉の静寂と歴史ロマンに浸る

最終日は、四万温泉の清流と歴史ある名城跡を巡り、旅を締めくくります。

四万温泉

四万温泉
時間帯午前(9:30〜11:00)
ジャンル観光地

「四万(よんまん)の病を癒す」という言い伝えからその名がついたと言われる「四万温泉」は、静かで落ち着いた雰囲気の温泉地です。湯畑の賑やかさとはまた違う、川のせせらぎが響く穏やかな時間が流れています。

温泉街にはレトロな建物が並び、歩いているだけで懐かしい気分にさせてくれます。四万ブルーと呼ばれる美しい青色の川を眺めながら、川沿いの道をゆっくりと散策するのがおすすめ。朝の爽やかな空気を吸い込みながら、心身をリセットするのに最適な場所です。

岩櫃城

岩櫃城
時間帯昼(12:00〜13:30)
ジャンル観光地

旅の最後は「岩櫃城」跡へ。戦国時代に名将・真田氏ゆかりの城として知られ、険しい地形を巧みに利用した山城の面影を今に伝えています。

現在は城跡として整備されており、歴史ファンでなくともその地形の凄さに圧倒されます。山の上からの景色は、この旅の締めくくりにふさわしいパノラマです。歴史的な背景を学びながら、かつてここで繰り広げられた戦いに思いを馳せ、2泊3日の旅を締めくくります。

このコースを自分用に

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